映画『ラストサムライ』あらすじ、作品情報

あらすじ

長く深い伝統の空気を打ち破る幕末の近代化が始まりだした。
建国以来の剣を信じるものと、新たな洋式鉄砲と軍隊に希望をかけるものの思いに、日本という国は分断
南北戦争時代のアメリカ。
北軍の士官として参軍したネイサン・オールグレン大尉は、南軍やインディアンと戦う。
オールグレンは、トラウマとなった戦場での体験から逃れる
日本の実業家にして大臣の大村はバグリー大佐を介し、お雇い外国人として「戦場の英雄」を軍隊の教授職として雇い
日本は明治維新が成り、近代国家建設のために急速な近代的軍備の増強が必須
僚友ガントとともに日本に行き、軍隊の訓練を指揮
不平士族の領袖である勝元が鉄道を襲ったという報
隊の練度は低く、サムライたちの勢いに呑まれた部隊はバラバラになり、ガントは落命、オールグレンは勝元らに捕えられる。
オールグレンは彼ら反乱軍=サムライたちの精神世界に魅せられる
勝元の息子である信忠の村での生活を深めるにつれ、オールグレンは村の人々に急速に心を開いていく
訓練と談笑と生活の中でオールグレンは心の中に静けさを取り戻し、サムライの村での生活に神聖なものを感じ
氏尾との剣合わせで、はじめて引き分ける
村の祭りが行われ、ふだんは怖く厳しい村の首領・勝元が道化を演じる舞台を見て皆が笑いあっているスキを狙って、大村が差し向けたとおぼしき間諜が密かに村に近づき、襲撃
オールグレンと勝元・村人は心を一にして間諜と戦い、ついにオールグレンは村人と味方
春を迎えて雪が溶け道が開いた頃、政府に呼び出されて勝元一行は東京へ
疑いと警戒の目で一団の行進を見つめる大村。
一行の中にオールグレンが居ることを見つけて、ほっと笑顔をもらす通訳・写真家・著述家のグレアム。
東京でオールグレンが見たものは、すでに立派に訓練され、軍備も充実した政府軍の姿
街に出たオールグレンは、銃を掲げ不遜な態度で振る舞う軍人が、信忠の剣を奪い、髷を切り落とす場面に出くわす。
、廃刀令にしたがって刀を捨てるよう大村に迫られ
勝元は判断を明治天皇に仰ぐが、天皇は気弱さから目をそむけてしまう。
オールグレンは、大村の不平士族討伐軍の指揮官就任の申し出を断り、日本での職・役割を終わらせアメリカへ帰ろうとする。
が、大村の差し向けた刺客に襲われる。その後、信忠ら村の一軍やグレアムと共に謹慎先の勝元を脱出させる。
勝元一行は村へ帰還できたものの、殿を務めた信忠は警備兵に撃たれ、帰らぬ人となる。
もはや、政府軍と勝元達反乱軍との対決は免れぬものとなった。
意を決したオールグレンは反乱軍の一員として、大村とバグリー大佐率いる政府軍に一矢報いる事を決めた。
反乱軍は兵力を上回り、榴弾砲まで装備した政府軍を相手に勇敢に闘う。
最後の騎馬による突撃でバグリー大佐を討ち取るも、回転式機関銃ガトリング砲により阻止され、オールグレンと勝元を除き反乱軍は全員戦死。
傷ついた勝元は、信頼するオールグレンにとどめを刺すよう頼み、今際の際にオールグレンの背後に咲く桜を見ながら、「すべてパーフェクトだ」という言葉を遺して、こと切れた。
反乱軍はオールグレン一人を残し全滅した。
しかし、この闘いは決して無駄ではなかった。
政府軍の兵士たちは勝元の死に様に涙し、敬意を表し跪いて頭を垂れたのである。
維新以降、失われて久しかった「武士道精神」を、軍人たちが取り戻した瞬間であった。
生き残ったオールグレンは明治天皇に拝謁。そこで勝元の生きざまを語り、遺刀を渡す。それは日本が真に近代国家に生まれ変わるための、勝元からのメッセージであった。

キャスト

ネイサン・オールグレン大尉 – トム・クルーズ
勝元盛次 – 渡辺謙
氏尾 – 真田広之
たか – 小雪
信忠 – 小山田真
サイモン・グレアム – ティモシー・スポール
ゼブロン・ガント軍曹 – ビリー・コノリー
大村松江 – 原田眞人
飛源 – 池松壮亮
明治天皇 – 中村七之助
ベンジャミン・バグリー大佐 – トニー・ゴールドウィン
寡黙なサムライ(ボブ) – 福本清三
中尾 – 菅田俊
孫次郎 – 湊葵
長谷川大将 – 伊川東吾
スワンベック大使 – スコット・ウィルソン
ウィンチェスター宣伝員 – ウィリアム・アザートン
政府軍指揮官 – 二階堂智
侍 – 高良隆志

作品情報

タイトル:ラスト サムライ
原題:THE LAST SAMURAI
製作年度:2003年
上映時間:154分
製作国:アメリカ
ジャンル:ドラマ、アドベンチャー
監督:エドワード・ズウィック
製作総指揮:テッド・フィールド、チャールズ・マルヴェヒル、リチャード・ソロモン、ヴィンセント・ウォード
脚本:ジョン・ローガン、エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコヴィッツ
音楽:ハンス・ジマー

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